by ドロンジョ様の酒と薔薇の日々
酒場で話した100のコト
~君と私のはしご酒~
どんなに美味しいつまみより 君との会話が1番のつまみ 今夜はどこでつまもかな?ドロンジョ様は今日も行く!
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想いと違う結果でも相手が幸せなら喜べますか?


ちょっと用事があり、横浜は相鉄線の奥地?へ行った。
その土地で飲んだことは何度かあって、
気に入っているお店が2軒あったのでハシゴすることにした。

1軒目は立ち飲み。かなりボロボロで一見

「これが飲み屋?」

というような佇まいなのだが、これが、穴場なのだ。
ホッピーは飲めるし、お刺身も美味しい。
この日は無かったけれど

「まぐろのすき身」

は最高で揚げ物は黒いから焦げているのかと思いきや
何故か美味しいという不思議なもの。

その日、連れはアルコールを控えていたので

「すみません。ホッピーを焼酎抜きで」

とお願いしたら、何も言わずに出してくれたのだが
隣に居た1人客の男性がピクッと動き、
構える感じはなく、とても、すんなりと話しかけてきた。

「お兄さん、車かい?」

「いえ、そうじゃないんですけど、ちょっと控えてて」

「なんだ、車じゃないのか。そいつぁー淋しいなー」

その言い方が、何と言うか

「飲みなれています。酒好きでイッパイ飲みますが

 他人には迷惑はかけません」


みたいな雰囲気を醸し出していて、ちょっとカッコ良かった。

とは言っても、もし、ドクターストップって言われても、

「うるさい、死ぬ時は飲もうが飲むまいが死ぬんだ!」

と言って飲み続けてしまう人かも知れない。

(そういう男性には「惹かれるけれど、絶対に結婚したくは無い」
 と思うのに嵌ってしまうであろう、矛盾している私・・・)

1杯ずつ飲んで、次の店に移動する。
店に行くのは1年2ヶ月ぶりだった。
お店の方が覚えていてくれるかどうかわからなかったけれど
ガラガラっと扉をあけると

「あらー久しぶり!」

と女将さんがとても喜んでくれたもので

「うわー、覚えててもらえたんですねー」

なんてこちらも大きな声を出してしまった。

ここのお店の大将はとっても寡黙。そして、絶品の

「トロシメサバ」

を出してくれる。

女将さんは

水前寺清子ばり

に髪が短いのだが、とても、女らしく上品な感じの女性。
毎月、貼り出す定休日が書かれている貼紙にも、とても素敵な

「季節の挨拶」

を添える女性だ。

この日もこのご夫婦の性格がよくわかる出来事があった。
常連のお客さんが入ってきて、私たちと同じく
「絶品トロシメサバ」を注文した。

ところが、このお客さんは折角、程良くうっすらと締めているシメサバなのに

「僕、お酢ちょうだい」

と言って、お酢に漬け込んでいたのだ。

「僕にとってのシメサバは酸っぱくないとダメなのよ」

その気持ちもわからなくないのだが、私達からすれば

「漬け込むなんて勿体無い!

 それをするなら違う店のシメサバで・・・」


という感じの品なのだ。
私達でさえそう思うのだから、作った方はもっと複雑な気持ちだろうと
ちらりと大将の顔を見てみると、やっぱり、

「自信を持って旨いもの作ってるんだが・・・」

というかなり複雑そうな料理人の顔・・・

でも、女将さんは違ったことを言う。

「でも、そうよね。その人、それぞれの好きな味ってあるものね。

 その人が美味しいように食べてくれる方が私達も嬉しいわ

である。

確かに私も女将さんの言う通りだとは思うけれど、
もしも、自分が料理を作る方の立場だった時に、
本意では無い状況でもあんな風に優しく上品に
「相手の幸せな顔」に一緒に喜べるだろうか?
私には自信がない。ホント、見習いたいものだ・・・

そんな女将さんがふとこんなことを言う。

「あの時のお客さんがあの2人は来ないの?

 って淋しがってたのよ」


あのお客さんだ・・・去年、この町のお祭りで出逢い、
初対面だというのに、一緒に阿波踊りまで踊った。
私もよく覚えている。とっても、思い出深い人だ。

「私達もあのお客さんは元気にしてるかなって話たりするんですよ」

「そうなの?だったら、ホントに喜ぶわ」


残念ながら旅行に行っているそうで会えなかったけれど
きっと、この女将さんなら私達が来たことは、きちんと伝えてくれるだろう。

この町の人たちは、いつも私達を余所者という感じではなく

「こっちにおいで」

という感じに仲間として迎えてくれる。
出来れば、月に1度は訪れたい。そんな町、そんな店・・・

「また来ます!」

「はい。ありがとう。待ってるわね」

美味しい「すき身」を食べ、絶品「トロシメサバ」を食べ
地元の人との会話を楽しみに、12月にも来られたら良いな・・・

line

■相鉄線沿線・某立ち飲み■

すきみ最高!(昔の写真ですが・・・)
「こんな所に立ち飲みがったなんて!で賞」

立ち飲み1 立ち飲み2 立ち飲み2


■相鉄線沿線・某居酒屋■

シメサバ絶品!
「寡黙な大将、上品な女将さんも最高!で賞」

居酒屋1 居酒屋2 居酒屋3


居酒屋4 居酒屋5 居酒屋6


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あっ!相鉄大王さん。
前に見させていただいていたのですが
ブログが無くなったと思ってた残念に思ってました。
また、拝見させて頂きます。
【2006/12/12 Tue】 URL // doronjo #- [ 編集 ]
ども
相鉄線ご乗車ありがとうございました
【2006/12/12 Tue】 URL // soutetu-daioh #- [ 編集 ]
AE86さん
いえいえ。
【2006/12/05 Tue】 URL // doronjo #- [ 編集 ]
Atsuさん
残念ながら、もう少し、奥地ですね。
天王町も色々ありそうですが、逆に飲んだこと無いですー
【2006/12/05 Tue】 URL // doronjo #- [ 編集 ]
失礼いたしました。相模線ではなくて、相鉄線でしたー。
【2006/12/02 Sat】 URL // AE86 #- [ 編集 ]
国大よりではない?
ホントに奥地みたい。ちなみに相鉄線沿線では天王町でしか飲んだ事がありません。
【2006/12/02 Sat】 URL // Atsu #mpMPsidA [ 編集 ]
つなさん
お酒が飲めなくても、酒場で楽しめるってのも良いと思うんです。
自分が酒を断ってる時でも友達と酒場に行ったりするんですが
全然、食べることや、会話で楽しめちゃいます。

まぁ、行かなくても、もし、この写真を
目で楽しんでいただけたのなら幸いでございます!
【2006/11/30 Thu】 URL // doronjo #- [ 編集 ]
AE86さん
いえ 度々 ありがとうございます(笑)

このお店の女将さんがそう言ったあと、私は
「一度、食べてからって思ってますけど、結局は好きな味にしちゃったりしますよね(笑)」
と言いました。
とりあえずは、その人が自信を持っている味を確かめるように心がけてはいます。
ちなみに相模線は別にあるので、相模鉄道線?
【2006/11/30 Thu】 URL // doronjo #- [ 編集 ]
hideさん
ごめんなさいなんて・・・ ありがとうございます。
某国大最寄りではないのだなー 残念!

この〆鯖は本当にほんのり〆ているという感じです。
こんなに厚切りなのも珍しいですよね?

気合をいれた味をなおされるのはこたえます。確かに。
でも、仕方が無いことでもあるんですよね。
生まれ育った味があるのですから。

でも、めげますよね(笑)
【2006/11/30 Thu】 URL // doronjo #- [ 編集 ]
シメサバの美味しそうなことは言わずもがな、女将さんの心遣い、お人柄、頭が下がる思いです。

正直なお話、お酒の練習は断念しちゃいましたけど食べることなら人一倍(量が)こだわりを持つあたし。
お邪魔してよかったぁ。
本日もごちそう様でした☆
【2006/11/30 Thu】 URL // つな #Imebn9oI [ 編集 ]
あっ、こちらもたびたびの書き込みでスイマセン。
私も料理を振る舞うことはありますが、一口食べて、そのうえで調味料を加減されるのなら、納得するかなぁ(もともとウデに自信もないってか!)
基本的には、来訪者に楽しんでもらうために振る舞っていますからねー。
ただし、友人に振る舞うぐらいなので、常識はずれなことをする人がいない、という前提ですが。
懐かしい相模線。昔、海老名駅を乗換駅に使ってました。(といっても1年だけ)
【2006/11/30 Thu】 URL // AE86 #- [ 編集 ]
毎日書き込んですいませんi-201
ちょっとはまりそうなi-229ブログですi-194

「かたびらがわ」と書いてありましたねぇi-190二俣川手前の某国大最寄り駅あたりですか?

>トロ〆鯖i-185
酢が嫌いですが、鮨はヒカリモノが大好きな私です。
〆鯖も大好物でとってもんまそうですi-184

料理は私も振る舞うことがありますが、気合いを入れた料理の味を直されるのはかなり応えますi-191
【2006/11/29 Wed】 URL // hide #- [ 編集 ]

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