by ドロンジョ様の酒と薔薇の日々
酒場で話した100のコト
~君と私のはしご酒~
どんなに美味しいつまみより 君との会話が1番のつまみ 今夜はどこでつまもかな?ドロンジョ様は今日も行く!
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スピードという名の拷問を知ってますか?


居酒屋で食べ物を注文する時、一度に注文するのは大抵2品である。
まず、すぐに出てくる簡単な料理を1品。
そして、それを食べ終える頃に2品目が出てくる。
そんなテンポがちょうど良い。

1品の量は出来れば少量が良い。
少量の1皿を何品も食べる方が楽しいのだ。

そんな食べ方をしている人間にとって

「コース」

というものには余り縁がない。
いくら「コース」の方が割安だと言われても、そんなにたくさん、
しかも食べたくないものも入っているのに、注文する勇気は沸かない。

とある人に

「私が惚れ込んで通い詰めた店です!」

と、とある店を教わった。

なので、そこに行ってみる事にしたのだが、急に思い立ったのもので
下調べをしておらず、値段から何から、何の予備知識もないまま飛び込んだ。

店の作りは良い感じで、とても繁盛していた。
カウンターに座り、メニューを見ると値段は無い。
そして、どうやら、コースしかない様子だった。
(常連になれば、バラで注文できるのかも知れませんが)

「すみません。1人前だけコースって出来ますか?」

そう聞くと、構わないと言って下さったので、1人前にする。
それに、オプションで串を2本とレバ刺を注文した。

1本目が出てくる。


「すごい若焼きだね!」


美味しくササミを食べていると、食べ終らない内に2本目が来た。
そして、2本目を食べていると、そこにレバ刺が出てきた。
で、急いで味わっていると、そこに、私のお皿に


うずらの卵が飛んできた。


でもって、その卵を見ると


3つあるはずの真ん中の卵が無かった・・・


ふと、焼き台を見ると、真ん中の卵は他の焼鳥の上に無残に割れて落ちていた。

「どうすれば良いのかね、これは・・・」

「失敗したから2個で食えってことじゃないの?」

「いや、気付いて無いでしょ?」

「気付いてないわけないでしょ?」

結局、暫く、食べないでいると、やはり気付いてなかったようで

「すみません、崩れちゃって」

と慌てて素手で私のお皿に転がした。
ムッとしたけれど、謝ってくれたし、気を取り直すことにしたのだが
まぁ、とにかく次々と出てくるもので、食べるテンポに合わず、
焼鳥は山積みになって行く一方なので、どんどん冷えていく。

そのテンポにウンザリ

し始めた頃、につくねが出て来たのだが、その時、私はこの店を諦めた。
つくねが真ん中から折れ、崩れ落ちそうになったものを、またもお皿に投げ入れた。
顔を見ると、今度は全く悪いことをしたつもりは無いようで謝ることは無かった。
たぶん、彼は早く出すことにばかりに囚われているのだろう。
早く出すのは何故か?という本質を忘れている。

「お客さんに美味しく食べて貰う為」

に、お客さんのテンポに合わせ、早すぎず、遅すぎずのタイミングで
熱々の美味しい焼鳥を出すというのが、本来の目的ではないのか?

まぁ、とにかく、そんなこんなで、高級な鶏肉と思われる
2人で10本+2本+レバ刺は食べきられること無く残飯となった・・・
(しかも、コース2人前を取られたような値段・・・)

「ったく、せわしない店だなー」

「ホント。なんで投げるのかね」

「あんな卵を商品として出すなっちゅーの!」

「あー、お腹がいっぱい・・・」

「旨くないもんは腹に溜まるんだよ!!」

「もうあのスピードは拷問だね」

どうやら、勧めてくれた人とは感覚が違ったようで・・・
確かに味は良いのだ。というか、モノが良いのだ。
特に焼き方が上手いのとかではなく、品物が良い。
だから、不味いワケがなく、とても美味しい。
がしかし!それを、お店の人が不味い気にさせた・・・

「あーあ・・・」

「どうしたの?ショック?」

「うん・・・だって、一生懸命、働いて、その後の酒は

 一日で一番楽しみにしている時間だよ!

 それが台無しだよ!?あーあー、これからどうする?」

「飲み直したいけど、お腹イッパイでもう飲めないし、食べられなくない?」

「うん…食えない・・・仕方ない、帰るか?」

意気消沈・・・ 
ホント、スゴイ損をした気分・・・
やりなおしたい・・・

でも、もう胃袋は明日まで空にはならない・・・

仕方が無い!明日にかけるぞ!!

line
■某所・某焼鳥屋■

ネタはすんごく良いのに残念!
「鶏のレバ刺はとろけます!で賞」

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チョキチョキってのは、もしかしたら、その店の最初の大将が
始めたことなのかも知れないし、それが伝統という可能性もありますが
焼きそこねをしかも素手で出すのは常識的な話であって
「ちょっと、ちょっとちょっと!byたっち」って感じでしたね(笑)

食べたのは2人で1人前+αで正解です。
だから、1人5本だか6本だかを食べ切れなかったってことですね。
【2006/10/31 Tue】 URL // doronjo #- [ 編集 ]
ちょっといただけない焼鳥屋さんですね~。
ポンポン出されたら、追い立てられるように食べなきゃなんない。
「ちょっと待て」と、(笑)
おまけに焼き損ねを出すな!と、

近所に「駅」という焼鳥屋があるんですが、焦げたところをハサミでチョキチョキしてから、客に出しています。でも、結構繁盛しているんです。不思議です。
せっかく精魂込めて焼いて出したのに、”しゃべってばかりでなかなか食べない客”ってのも、いかがなものか?と思いますが、焼き手と食べ手の”阿吽の呼吸”って、そんなに難しいことでしょうかね。。。。
ところで、お二人で行って、コース1人前+αを注文したということですか?
【2006/10/28 Sat】 URL // AE86 #- [ 編集 ]

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