幼い頃、実は埼玉に住んでいた。ので、
「じゃあ、ホントは浜っ子じゃないじゃん!」と横浜弁で非難されることもあったり…
埼玉に住んでいたのは、小学2年生になりたての5月まで。
最寄り駅は「新所沢」だった。
その頃は両親もまだ若くて
「いつかはマイホーム!」なんて節約をしながら、2階建ての長屋のような狭い公団で暮らしていた。
小学校に登校する時も、隣近所の人たちと整列して
「集合!整列!出発!」なんて上級生の号令で集団登校したりしていた。
今はもう当時の友達とは全く連絡をとってないけれど
色々な想い出を鮮明に覚えているし、町並みも深く心に刻まれているので
もう一度、あの町並を歩きに行きたいとずーっと思っていたが、「今度」は中々訪れず・・・
でも、これではいかん!決行せねば!ってことで、GWに決行した。
が、これが思っていたより遠いのよ。
横浜から品川に出て、品川から山手線で高田馬場まで行く。
この時点で既に疲れが出始めているのだが、
ここから、西武線に乗り換えて、40分近く乗り続けなきゃいけない。
♂「腹減った〜」渋谷辺りで連れが言う。
ド「そうだね、高田馬場で降りて何か食べようか」ってことで、乗り換え駅の高田馬場で遅い昼食。
チェーンじゃない高田馬場らしいお店ってのを探したけれど、
調べてなかったし、中々、そそる店に出会えなかったので
何処へ入ったかと言うと…
♂「はなまるも一度入ってみたいんだよね」ド「あ〜、私も入ったことないよ、じゃあ、入ってみようか?」
ってことで、はなまるうどんです(笑)
かなり安い!と思わせておいて、オプションをつけて行くと、
結局は高くなってしまうというマジックがあるものの
結構、美味しかったっす。

さて、腹ごしらえを済ませて、最大の難関?西武線に乗る。
40分も乗るので、外の風景を見ているとこんな風に思う。
ド「うわっ、どんどん緑が増えて、駅が地方っぽくなる(笑)」ちょっと埼玉県の方に失礼な発言ですみません。
到着して駅を出た瞬間
ド「うわーっ、西友もミナミプラザも残ってる」なんて、変わっていない場所を発見してちょっと感動。
(西友の扉の取っ手が丸いのも変わってなくて感動)

そして、まずは、住んでいた家の方に向かって行ったのだが
途中、昔は古〜いスーパーがあったのに、そのスーパーがない。
そのスーパーで売っていた「焼き団子」が絶品だったのに・・・
あまり知られていないけれど、実は
「焼き団子」は所沢の名物と言われているのです。
「別に焼き団子なんて都内でも横浜でもデパートで売ってるじゃん」と思われるかも知れませんが、そこのスーパーの焼き団子はあんなもんじゃなかったのよ!
炭火焼って感じでカリッと焼かれた香ばしい団子で超美味しかったのだ。
ド「あーあー、無くなっちゃってるよ…
一緒に食べようと思って楽しみにしてたのになぁ・・・」
♂「まぁ仕方ないよ(笑)」
で、暫くまた進むと
ド「あっ!文房具屋さんは残ってる!建て直されてるけど。
でも、あそこの焼鳥屋さんは無くなってるなぁ・・・」
♂「焼鳥屋さんがあったんだ」
ド「うん。小学校の帰りに必ず焼いているお兄ちゃんが
『美味しい焼鳥だよー、おっ、お嬢ちゃんお帰り〜』 とか声をかけてくれて、それが楽しみだったんだよね(笑)」
♂「へー(笑)」
ド「で、そこが通っていた幼稚園。なんか、もっと広かった気がする」
♂「自分が大きくなったからだよ」ド「そうなんだろうねー」
建物だけじゃないのだ、距離感がまるっきり違う。
遠いと思っていたところに、すぐ着いてしまう。
幼稚園を超えると集会所がある。
ここではバレエの練習をしている子がいつもいた。
その中の1人に、目がとってもパッチリでまつ毛がクリンって上がってて、
いつもピンクのひらひらのレオタードを着て踊っている子がいた。
ド「ここでバレエ習ってた子が可愛くてさ。
自分も習いたくなって、母親に頼んだけどダメだったんだ。
それでも、その可愛い子とは話をするようになったんだけど、
その子、まつ毛がクリンってカールしててさ。そのまつ毛になりたくて
家に帰って
セロハンテープでまつ毛を上に上げて瞼に貼り付けたりした(笑)」
♂「あはは、バカだよー(笑)」
そこを過ぎたところが私が住んでいた家のはずだった。
だけど、そこには巨大なマンション群があった。
ド「無くなっちゃってるわ、やっぱり。
珍しい建物だったから、見せたかったんだけどね。
仕方ない!最後に駄菓子とか買ってた店を探して良い?」
♂「いーよー」
で、探してみたんだけど、それも見当たらず
住所を調べて探したら、そこには普通の家が建っていた。
仕方の無いことだ。
あれからもう、30年以上が過ぎているのだから・・・
解ってはいるけれど、ちょっぴり淋しい。
でも、残っていたものがあっただけ喜ぶべきなのかも知れない。
だけどさ、家に帰ってアルバムを見れば、無くなってしまった
住んでいた家も駄菓子屋さんのおばちゃんも写真に残っているかも知れないから、
2次元でもう一度見ることはできるでしょ?でも、
食べ物って写真に残ってたとしても、味わえないんだよねーあ〜団子食べたかった!
ド「さて、じゃー、通ってた小学校を通りながら
駅に戻って、飲みに行こう!」
ってことで、所沢夜バージョンへと続く。
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