港町には「洋食屋さん」がよく似合う。
「散切り頭を叩いてみれば、文明開化の音がする」そんな時代に、船で海を渡ってきた異人さんが伝えていった食文化。
それが、洋食屋さんの始まりだろうから。
日本最初の西洋料理店は明治2年に横浜・関内で開かれたらしい。
それと関係があるかは解らないけれど、
関内付近には古い洋食屋さんがポツポツと残っていて
一度は行ってみたいなって思うお店がいくつかある。
その中の1つである「タマガワ」はオムハヤシが美味しいと
「どっちの料理ショー」で紹介されて有名になったらしいが、とても歴史ある店で
創業したのは昭和22年(場所は途中で移動したらしいけど)
だそうだ。なので、店内はレトロな雰囲気があり、
お料理を運んでくれるおばさんはゆーっくりで、
でも、ずーっとやって来たんだろうベテランの余裕も感じる。
ランチタイムには和定食を食べ、夜は居酒屋として利用している人も多いようで、
メニューを見ると「刺身」もあるから驚く。
さて、有名な
「オムハヤシ」はというと、卵とろとろタイプで口に入れると、
卵の甘みが広がって幸せ〜な気分になる感じ。
味付けは濃い目で、なんていうか
「焦げてるか、焦げてないかのギリギリ」という感じに煮込んであり、コクがあります。私は結構、好きな味。
♂「うまっ!すごい旨いよー」ド「うん。美味しいねー」
連れは私以上にタマガワに嵌った様子だ。
ちょっとオシャレで高級レストラン風の洋食屋さんも良いけれど
こういう街の洋食屋さんは無くなって欲しくないなぁ・・・
食事を終えた後、もう1軒寄ったのだけど、そこの店の窓から
パチンコ&ゲーセンのビルが見えて、でもって、
その前で客寄せをしているお兄さんが見えた。
♂「ねーあの男の人が話しかけると、みんな、店に入って行くよ。
すごく客寄せがうまいカリスマ店員なのかね?」
ド「えー、そっかなー、でも、ホント、みんな入っていくね」
気になって仕方が無かったので、店を出た後、私たちも
そのお兄さんに近づいていった。
で、渡されたのは
「UFOキャッチャー1回無料券」
♂「なんだー、これかー」
ド「あはは、で、私たちも入っちゃったし(笑)」
♂「カリスマだと思ったのになー」
結局、UFOキャッチャーでは何もゲットできず
他のゲームをしてしまい・・・
♂「なんか、まんまと引っかかっちまったー」人って無料に弱いよね・・・
ド「でも、このゲーセン。昔は丸井だったよね?」私が高校生だった頃は、桜木町はとっても地味な駅で、
買物したり、映画を観たりするのは、いつも関内や石川町だった。
それが、今では「みなとみらい」に人が溢れている。
きっと、関内や石川町からは色々な店が消えていっているのだと思う。
デパート、スーパー、シネコン・・・みんな便利だけど
そっちを使うせいで、昔ながらのものが無くなっていくのは悲しい。
「タマガワ」みたいな町の洋食屋さんが無くならない為にも、
時々はビルの中じゃなくって、町を歩きたいものですね…
■関内・レストラン タマガワ■
歴史を重ねたデミグラソースがある町の洋食屋さん
「オムハヤシが美味しい!で賞」



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