by ドロンジョ様の酒と薔薇の日々
酒場で話した100のコト
~君と私のはしご酒~
どんなに美味しいつまみより 君との会話が1番のつまみ 今夜はどこでつまもかな?ドロンジョ様は今日も行く!
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嘘さえ信じられる人がいますか?


ここ数日、私の胃はぶっ壊れてしまっている。
なので、珍しく、日々、ノンアルコール&お粥の生活である。
まぁ、ダイエットには良いかも知れない。

そんな状態だというのに、大学時代の友人からメールが入る。

「軽く飲みに行かない?」

胃が痛いし、そういう気分ではない。
だけど、こう何日も家に閉じこもってお粥を食べて過ごすのも
精神的に良くないような気もしていた。

きっと、大学時代の仲間なら気を遣うこともない。
そう思って、リハビリを兼ねて行ってみることにした。

「胃が悪いから、本当に軽くなら良いよ」

そう返信し、終業後、急いで桜木町駅に向かった。
少し早く着いたので、駅の本屋で立ち読みをする。

すると、突然、頭の上から声が降って来た。

「あのさ、大変、申し訳ないんだけど、

 家に帰らなくちゃいけなくなったんだよ」


友達は来るなり、挨拶もなくそう言った。

「なんだよ・・・ わかった。そんじゃね」

「ごめん!この埋め合わせは必ず!!」


軽く手を上げて、面白いくらいアッサリと別れた。

ここで、いつもの私なら、1人で飲みに行くのだが
そんな気にはなれず、そのまま、改札に入った。

駅のホームで電車を待ちながら溜息をつく。

「ムダ金遣ってしまったじゃん・・・」

セコクもここに来るためにかかった電車賃を考えたりする。そして、

「家に帰らなくちゃいけないなんて嘘かもな

 もっと会いたい人との約束が入ったのかも知れない」


なんてことも考える。
だって、そうそう、突然、家に帰らなきゃいけない用事なんて無い。

だけど、そうだとしても、それに対する怒りがあったわけではなかった。

そんなことを疑った所でキリがないし、意味が無い。

相手を信頼するということは、相手の嘘も信じられるということなのだ。

彼は私なら許してくれると思ってドタキャンをした。
そして、彼はそれに対して罪悪感を持ち、
申し訳なくて言いづらかったから嘘をついた。
もしくは、私を傷つけないために嘘をついた。

彼は絶対に私の心を弄んだり、傷つける嘘はつかない。

そう信じている、いや、わかってる。
だから、何も怒ることも、悲しむこともなかったのだ。

たぶん、信頼関係というのは、勝手に生まれるものでも
段々と出来るものでもないのだと思う。まずは

「その人を信じてみよう」

と思うところから始まるのだと思う。
そして、そう決めたのなら、もしも、疑わしいことがあっても、
詮索したりせず、まずは信じる。

だって、詮索をした時点で、詮索されたことで相手が傷つき、
信頼関係が崩れる場合もあるのだから・・・

まずは、とにかく信じて、じっと待つ。
そのまま、心を弄ばれたり、傷ついたりする事が起こらなければ、それで

1歩、信頼関係が進む。

そして、もし傷ついたのなら、その時に、もう少し信じてみるか
その人を信じることを止めるのかを決めれば良い。

正直、誘っておいて、待ち合わせ場所まで行ったところで
ドタキャンなんて、私が信じるつもりがない相手からされた日には

「あいつとなんて二度と約束しない」

と思ってしまうだろうし、イヤミの1つも言っていただろう。

そう考えると、こんなことがあっても、怒る気持ちが全くなく

「何か理由があったのだろう」

と信頼できる友達がいる自分は幸せなのだと思う。

ちょっぴり胃を押さえ、溜息をつきつつ、家の前まで来た時、携帯メールが入った。

「今日は本当に申し訳ないっす。

 こちらから誘っておいてスマン!また今度ね」


なんだか思わず笑みがこぼれてしまった。

「こいつ、かなり気にしてるよ」

そう思うと本当に良い奴だと思う。
そして、この時間にメールが来たということは、
本当に急用が出来て家に帰ったのかも知れない。

だとしたら、逆に

ごめん!疑って悪かった!

と思うのだ。

「いえいえ、また飲もうぜー」

少し元気になって、そう返信してから家に入った。

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お盆の季節になると、チェーンではない地域密着型のお店は
お休みになってしまう場合が少なくない。

なので、その日はちょっとイヤな予感がしつつ川崎に降り立った。
そして、案の定、行きたかったお店は閉っていて、私達は途方に暮れる。

「ちょっとHUBで考えようか?」

久しぶりにHUBに入り、フィッシュ&チップスとギネスで相談。

「映画でも観る?」

「でも、時間が合わないかもよ」

「そっか・・・」

「時代屋は?年中無休じゃない?」

ということで、いきなりバーに行ってみることにした。

扉を開けると、バーに来るにはちょっと早い時間だというのに
結構、混んでいたので席は入口付近だった。
皆、同じような状況なのだろうか?

セロリソルトを付けたブラッディーシーザーにモヒート

夏が似合う爽やかなカクテルを飲みながら、正統派バーを楽しもうと思っていた。

ところがだ。店の真ん中辺りから、突拍子も無い声が聞こえて来るではないか。

「なんでー、だってさぁー」

話の内容は政治やら何やらの真っ当な話のようなのだが
甘ったれた高い声は違和感いっぱいで店に響き渡っていた。

私達が話をしようとすると、その声によって遮断され
カトちゃんのクシャミの如く、ズルッとこけてしまって話せない。

思わず、声の主の方を見ると、年配の男性と飲んでいる女性で
お店の女の子とお客さんがこれから同伴?と言った雰囲気。

ド「なんかイライラするなぁ」

連れも同意だったようだが、この時は私の方がイラついていた。

そんな時、新しいお客さんが入ってきて、私達のすぐそばに座った。
今度は40代~50代の夫婦といった感じだ。

旦那さんはタメ口っぽい感じでお店の人に話しかけ料理を決める。
1品、2品、3品…どんどん質問しては、どんどん注文する。

ド「常連なのかなぁ?」

♂「いや、初めてだか2度目だかって言ってた」

ド「そうなんだ。『俺、常連』って感じがするのにね」

♂「なんかイライラする」

今度は彼の方がイラついている。

どうやら、酒場での「酒の飲み方」となると
異性に対してよりも同性に厳しくなるようだ。

男には男が思う男のマナー、女には女が思う女のマナーがあるのだろう。

「俺はあー言う飲み方はしたくない」

「私はあんな振る舞いをしたくない」


それを異性に対して言う時には既に「マナー違反」を越えて
「好きなタイプ」「嫌いなタイプ」ってところまで広がってしまうからかも知れない。

私達はお互い、違う人に対してイライラしてしまっていた。
イライラが続くと、段々と美味しいはずのお酒の味がしなくなって来る。

お店も忙しそうでバタバタしていたし、私達は2~3杯で店を出ることにした。

♂「どうする?帰る?」

ド「どっちでも良いよ~」

なんだかスッキリしない私達は結局、スカッと1杯ホッピーを飲むことにして
「備長扇屋」で乾杯をしてから帰路に着いた。
最初から素直にここに入れば良かったのだろうか?
イヤッそんなことはない。
冷静に考えれば「時代屋」のカクテルはやっぱり美味しいのだから。

でも、とにかく、田舎が無く、お墓参りが日帰り出来る私が毎年思うのは

早くお盆よ明けてくれ

である・・・

line
川崎・HUB

気軽にギネスが楽しめるお店
「外国っぽい雰囲気?が良いで賞」

HUB1 HUB2


川崎・時代屋

料理も美味しい正統派の素敵なバー
「セロリソルトが最高!で賞」

時代屋1 時代屋2 時代屋3


川崎・備長扇屋

名古屋出身のホッピーが飲める居酒屋
「とにかく安く食べて酔えるチェーン店で賞」

備長扇屋


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「ここが一番!」と応援したい場所がありますか?


横須賀開港祭のパレードを見に行こうということになり向かう。
ところが、駅前はやたらと静かで…

ド「ねー、あそこにパレードは土曜日って書いてあるよ」

♂「嘘っ!」

どうやら1日間違えてしまったらしい…

♂「ショックだ…」

ド「まぁ、もう仕方ないから、他の事を楽しもうよ」

ということで、調べてみたら三笠公園でアメ車の展示をしているというので
気を取り直して、行ってみたのだが、もう終わり間際のようだし、
大して盛り上がっている様子も無く、ガッカリして駅に戻ることにした。

三笠公園


「じゃあ、飲みますか?」

と言うことに、結局はなるのだが、日曜日だったもので、
横須賀に来たら必ずと言って良いほど行っている
「銀次」も「中央酒場」も定休日。
だけど、何とか探してホッピーが飲める店を3軒ハシゴした。

1軒目は昼間からやっている「天国」で焼酎が多いホッピー&トビウオ。
2軒目は泡盛ホッピーがある「泡屋」で沖縄の話をちょっぴり聞く。

そして、最後が初めて入った「もーり」という居酒屋?食堂?だった。
このお店はなんと朝からやっているらしい。
ホッピーは3冷、オススメは「カツ煮」だと言うので注文して食べた。

隣では常連さんが酔っ払っていつつ話しかけてくれた。

「お兄ちゃんたち初めて?」

「はい。今日、パレードがあるって勘違いして来たんですよー」

「あー、昨日、俺は見たよ。良かったよー。あれは見た方が良い」

「ホント、残念です。でも、ホッピーが好きで色々飲んで周ってて」

「そうなんだ。ここは朝からやってるからね。

 横須賀じゃ、ここが一番だよ!」

常連さんの話を聞いていたら、なんとなく沖縄の民宿を調べていた時のことを思い出した。
掲示板などで「あそこが良い」とか「あそこはダメ」とか色んなコメントが
書かれていたのだが、読んでいる内にどれを参考にして良いのか
わからなくなってしまった。
でも、冷静に読み返してみると「あそこはダメ」というのは別として
最初に行った宿を気に入り、最初に行った宿を応援している
と言った感じなんじゃないかと言うことがわかって来た。
きっと、食事がどうこうとか、設備がどうこうではなく
田舎のおじいちゃん、おばあちゃん家に遊びに来たような感じになる
その雰囲気を作っている、その「人」を応援したくなるのだと思う。

それと同じように、この常連さんは、どこが旨いとか、
そういうことよりも、お店の雰囲気が好きで
それを作っているお店の「人」が好きで
日々通って応援しているというような感じがした。
まぁ、地元密着型の店は、皆、そうなのかも知れないけれど…

♂「良いお店だったね」

ド「そだね」

♂「朝からやってるって聞いたから、
  早い時間に来ちゃっても、あそこで飲める!」

お店の雰囲気や人が良くて、更に料理が美味しかったら最高。
更に無休で朝からやっていたら、酒飲みにとっては「最強」かも?

横須賀にはまだまだ色んなお店がありそうだ。
「ここが一番だよ」というお客さんがいるお店がきっとたくさんある。

line
横須賀中央・天国

昼間からやっているお魚中心の居酒屋
「大きなカウンターが魅力的で賞」

天国1 天国2 天国3


横須賀中央・泡屋

沖縄料理でホッピー!
「ニンニクホッピーが最高で賞」

泡屋1 泡屋2 泡屋3


泡屋4 泡屋5 泡屋6


横須賀中央・もーり

大衆酒場?大衆食堂?
「ポットで冷やした焼酎で3冷ホッピーが飲めるで賞」

もーり1 もーり2


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デパートの屋上遊園地で遊んだことがありますか?


暫く行っていないので「蒲田」で飲むことにする。

私は長い間、「蒲田」という町に良いイメージを持っていなかった。
それが、ここ1年で「悪くない」と思うようになったのは
気に入ったお店がいくつかあったということもあるけれど
一番の理由は「やわらかい生活」という映画を知ったからだろう。

この映画が観て、私は初めて、蒲田のデパートの屋上に
まだ小さな遊園地が残っていて、観覧車があることを知った。
そして、タイヤばかりの「タイヤ公園」という場所が蒲田にはある。
この2つを見ていると「古き時代の遊び心」が残っている街だという感じがする。

映画では「粋のない下町」という表現をしているのだけれど
確かに、この街は無理をしていない、ゆるやかな感じがする。
だから、デパートの観覧車が残ったんじゃないだろうか?

駅に降り立ち、最初に入ったのは駅前の「鳥万」という居酒屋。
1人客が多いのに、きっと、常連同士が話しているからだろう、
店はいつもざわついている。
そして、料金が安いからなのか、4階まであるような大型店だと言うのに、
いつも混んでいて、この日はもう満席状態だった。

この居酒屋の雰囲気も正に蒲田。
この店は蒲田がよく似合う。

のんびりと良い感じに酔った所で、はしごを決める。
少し歩いて「とっちゃん」という立ち飲み屋に行った。

このお店には、中々、レアなものがあって楽しい。
フローズンホッピー、そして、私の大好きな
赤×黒のパッケージの米焼酎「悪の美学」、
そして、この日に初めて知ったのは

金宮の本みりん

だった。

「みりん知ってます?」

お店の女将さんが見せてくれる。

「うわっ!何これ、初めて見た」

なんと、このみりんとお酒のコラボで飲むのも人気だというので
飲ませて頂いたら、確かに、結構、美味しいのだ。

「へー、びっくり!」

本当にこのお店では必ず1つはビックリがある。
そういう意味では、この店は昔ながらの「粋が無い蒲田」ではないかも知れない。
でも、きっと、新しい中に古き良きものを取り入れた
「新しい蒲田」を作って行ってくれるお店なのかも知れない。

line
蒲田・鳥万

なんと4階建ての居酒屋!
「蒲田らしい居酒屋の代表で賞」

鳥万1 鳥万2 鳥万3


鳥万4 鳥万5


蒲田・とっちゃん

京急蒲田のそばの綺麗な立ち飲み屋
「フローズンホッピーもつ飲めるで賞」

とっちゃん1 とっちゃん2 とっちゃん3


とっちゃん4 とっちゃん5 とっちゃん6


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この夏、偶然の出来事がありましたか?


夏の思い出 第2弾。
湘南・由比ガ浜にて「リトル・タイランド」というイベントを
やっていると聞き、男の子2人と行ってみる事にした。

毎年、5月にも代々木公園でも「タイフェスティバル」というのをやっていて

タイ料理の屋台がたくさん並ぶのだけど、パクチー大好き、激辛大好きな私は
それと同じものを期待していたのだけれど、残念ながら、規模は小さく、
数軒の屋台があっただけで、海の家的営業だったのでちょっと高めである。

けれども、ムエタイの試合を見るという初体験が出来たので、それはとても良かった。
マッチョにも格闘にも興味が無い私だけれど、ムエタイ選手程度の小柄に感じる
人たちの闘いならば、私には観ていてちょうど良い迫力である。それでもキックが入る度に

「痛っ、痛いよ、あれはー」

と悲しい顔をしながら観ていたのだから…

で、話はその翌日のことである。
社員食堂でランチをしている時に私は後輩にこう語った。

「昨日、ムエタイを見たんだー」

すると、ちょっと彼女は驚いた顔で

「え?どこで見たんですか?私も見たんですけど…」

「え?私は湘南のタイイベントで」

「え?私もそこで見ました」

「ウソ!ホント!?」

「ついでに○○ちゃんも一緒で、実は私たち、□□さんを見かけたんです」

「ひえーーーーっ、じゃあ、同じ場所に4人居たってこと?」

○○ちゃんも□□さんもわが社の社員。
わが社には社員が15人程度しか居ないので、約4分の1の人間が
同じ日の同じ時間に、住んでいる街もバラバラだと言うのに
遠い湘南の土地に集まっていたということだ。

「ねー、試合ってどの辺りで見てた?」

聞いてみると、丁度、向かい側辺りで観ていたようだ。

「ドロンジョさん、デジカメ撮りました?」

「撮った!写ってるかも!」


と、ランチを終えて、確認したら、しっかり彼女たちが写っていた…

そして、□□さんにもわざとらしく聞いてみる。

「昨日、湘南のタイランドってイベントに行ったんです」

「私もいたよ。知り合いがイベント仕切ってるから毎年行ってるんだ」

本当だった…

こういうのって、私は大抵、気付くのだけど、本当に気付かなかった。
気付いていたら、3対3の合コンのようになれたのに(笑)
というより、大勢のほうが屋台飯はわけあって食べられるから良いのだ。
でも、まぁ、会社の人間に休日に会ってしまうと、
バカンス気分が崩れるから会わない方が良いのかも知れないけど・・・

今年の夏の、そんな偶然の出来事だった。

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由比ガ浜・リトルタイランド

第4回目を迎えたリトルタイランド
「太陽&唐辛子で真夏の海を満喫できるで賞」

リトルタイランド1 リトルタイランド2 リトルタイランド3


リトルタイランド4 リトルタイランド5 リトルタイランド6


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お神輿を担いだことがありますか?


少し前の夏の思い出話…

最近、気に入って通っている鶴見市場のお店で言われた。

「あれは、一度、見た方が良いかも!」

と…

それは、鶴見市場にある熊野神社のお祭り。
色々な町から、たくさんの御神輿が集まるのだという。
そして、お店のご主人&奥さんも担ぐらしかった。

始まる前に神社に行ってみたら、大して、多くの屋台が出ているわけでもなかったので、
正直、余り期待していなかったのだけれど、始まったらスゴイ!
こんなに、華やかな祭りだったなんて!

小さい頃から、余り「お祭り」というものに縁がなかった。
なので、知り合いが神輿を担いだことなんていうのも無かったから

「神輿ってどういう人が担ぐんだろう?」

と思っていたし、大体、1つの祭りに神輿は1つだと思ってたくらいだ。

ところが、ここのお祭りを見たら、町内の人がみーんなで担いでいるようなイメージで
小さい子供もヤンキーっぽい子たちも、皆が祭りに参加しているのだ。
小さな町の小さな通りを通る小さな神輿たちは、そのパワーでとても巨大なものに見えた。

お店のご主人は、いつも正に「板前さん」という感じの出で立ちで
カウンターに立っていて、口数が多い感じでもなく、とても、穏やかな雰囲気の人だ。
本当はかなり年季の入ったサーファーで「昔は悪かった」なんて噂も
聞いたりしたけれど、そんなイメージは全く無い。

奥さんはいつも元気だけど、謙虚で気が利く女性で、
ゆったりとハワイワンを踊るのが大好きな人。

だけど、この日、ご主人は神輿を担いだ時には既に酔っ払っていて、超ご機嫌。
奥さんもいつもとは違って70年代のダンスミュージックで激しく踊ったりして、
今まで見たことのなかった

「やんちゃ」な2人の素顔

が見らて嬉しかった。

22時を周ると、そんな風に大盛り上がりだった店から、
お客さんが1人消え、2人消え…
消えるタイミングが解らなかった私たちが最後にポツンと残った。

「楽しかったです。呼んで頂いて、ありがとうございました」

そう言って、最後に店を出る。

「来年もまた来たいね」

「そうだね」

祭りの後の静けさ

ちょっぴり、自分がこの町の人間じゃないことが寂しくなったけれど
仲間に入れて貰って、騒いで、とても幸せな夜だった。

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鶴見市場・熊野神社のお祭り

小さな町のすんごい活気があるお祭り!
「いつかは私もお神輿を担いでみたいで賞」

熊野神社1 熊野神社2 熊野神社3


熊野神社4 熊野神社5 熊野神社6


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幸せに無理してませんか?


つい先日、「昔、私を張り倒した男」と飲みに行った。
そして、最後は喧嘩寸前で別れた。

その「張り倒し君」が小さい頃から通っているという焼鳥屋さんがある。
でも、その店の焼鳥が美味しいと解っていながら、最近は余り通っていないようだ。
それは、その店にいる1人の店員さんの態度が気に入らないからだと言っていた。

その店に「張り倒し君」のことも知っている別の男性と飲みに行く。

「いらっしゃい。何人ですか?」

と大きな声で迎えられ、案内された席は、正に「張り倒し君」が
気に入らないと言っていた店員さんの目の前だった。

「荷物はそちらの棚かカウンターの下にも置けますからね」

その店員さんが、私を見て言う。
女性には特に荷物の置き場を気にかけて居る様子だった。

その後も丁寧に注文を受けてくれたし、お客さんを待たせないようにと
気遣っているように見えたし、何も問題はなく、というよりも、
逆にとても良い店員さんだと感じた。

♂「全然、問題なくて良い人じゃん」

ド「だよね…」

♂「逆に良いって言っていたあっちの店員さんの方が苦手だよ」

ド「私も…。もしかして、

  悪いのは店員さんじゃなくて彼か?(笑)

♂「そうなんじゃねーの?全く、ホント、仕方ない人だよ」

ここの焼鳥は1本からOK。
美味しいから止まらずに、全種類をホイスとともに制覇した。
また、お通しのキャベツのお新香も美味しいのよね…

ド「それにしても彼が居なくて良かった(苦笑)」

♂「なんで?呼んであげたら良いじゃん(笑)」

ド「ぜーったいイヤ。暫く会いたく無いもん。
  なんか、まだ、腹が立ってるって感じ」

♂「仕方ないじゃん。解ってたことでしょ?」

ド「そうなんだけどね…」

♂「なんかさ、あの人って余裕が無いんだよなー」

ド「そうだね。なんかさ、彼は

  三大欲が旺盛な人ほど幸せだ

  って言ってて、自分は食べるのが好きだし、女が好きだって言うけど、

  どうしても無理してるように見えるんだよね。

  旺盛じゃなきゃ幸せじゃないから、

  俺が旺盛じゃないワケがないみたいな。


  人って無理に食べることは出来るし、無理に女好きなフリも出来ると思うけど、

  眠るのだけはフリが出来ないじゃない?

  彼は薬を飲んで寝ている。
  食べるのだって、そんなに食べられないし、
  女も無理矢理に浮気したり、合コンしたりしてる感じに見えて
  全てに無理を感じるんだ。でも、本人は気付いていないみたいな」

♂「俺は単なる知り合いだし、どうでも良いからよく解らないけど、
  とにかく、食が好きには見えないよ。美味しそうに食べて無いもん。
  本当に好きだったら、もっと、旨いって顔して食べるよ」

「張り倒し君」は最近、煙草を止める為に通院している。
理由は「太りたいから」だそうだ。
「アツアツ料理を一気に食べるのが好きだ」と彼は言うけれど、
大した量を食べられない。
そんな彼を見ていると私には

「アツアツ料理が好きなんじゃなくて、

 アツアツ一気食いじゃないと食べられないんじゃない?」


というように見えて来てしまい「三大欲が旺盛で幸せな人」には見えないのだ。
だから、それを見ていると、時々、哀しい…

♂「もう1軒、行こうよ」

そう言って、私達は更に「もつ焼屋」にハシゴする。

昔から私は

「食べるより、痩せる方が良い」

「眠るより、遊ぶ方が良い」

「体を重ねるより、手を繋いで歩く方が良い」

そう思っている。だけど、

食べろといえば、いくらでも食べられるし

眠れといわれれば、いくらでも眠れるし


体を…については省略…(笑)

「三大欲が旺盛な人は幸せ」というのは、尤もな気がしていたけれど
何だか「欲は旺盛なのに出来ない」張り倒し君よりも
「欲は少ないけど出来てしまう」自分の方が幸せなような気がした…

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恵比寿・田吾作

なんと3階建ての焼鳥屋なのにいつも混んでます。(写真が悪いですが)
「ホイスで焼鳥!が最高で賞」

田吾作1 田吾作2 田吾作3


恵比寿・たつや(駅前店)

朝から夜明け?までやってます!
「雰囲気の良いコの字カウンターででホッピー&もつ焼!で賞」

たつや1 たつや2 たつや3


たつや4 たつや5


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何度でも乾杯したい夜がありますか?


「意外と早く仕事が上がれそう」

飲みに行く約束をしていた男の子からメールが入る。

「じゃあ、私の方が遅いかも?」

そう返信してから暫くすると、また、メールが届く音がした。
当然、その彼からの返信だと思い、何気なくメールを開いた。
ところが、それは余りに意外な人物からの意外な内容の返信だった。

21時。約束していた男の子と「三州屋」に行く。

ド「今日はね、すごい良い事があったのよ!
  祝杯をあげないといけないの!」

♂「どうしたの?」

ド「なんと、なんと!大浦(仮名)からの返済が完了したのだーーーーーっ!」

♂「ウソ!」

ド「ホント!なんか、急に纏めて返してきた!
  夕方、君からメール貰ったじゃない?
  あの後、すぐにメールが来てさー、ビックリしたよ」

♂「良かったね、おめでとう!じゃあ、乾杯しよう」

ド「うん!これで、やっと終われるよ。カンパーイ!!」

2年半前。私はひどい失恋をした。

「あなたは都合の良い女なだけで、僕の人生には必要の無い人です」

最後にその男(=大浦君)はそう言ったのだ。
そして、そこまで言った癖に、その数日後
「必要ない」はずの私ににお金を借りた・・・

本当に返す気があったのか?とても疑問だったけれど、私は
意地でも、どんなことをしてでも、返して貰うと決めていた。
中々、返し始めてはくれず、何度も返済は遅れたけれど
「家に取りに行くよ」とか「取立てを怖い人に頼むよ」とか
色んなことを言って粘り続け、やっと、昨日、その全ての返済が完了したのだ。

これで、大浦君と私との繋がりは無くなる。
2年半たって、やっと、全てが終わったのだ。

ド「なんかさ、思いがけなくメールが来たから驚いちゃって
  一瞬、手が震えてしまって、なんだか涙が出そうになっちゃってさ」

♂「これで終わったって思ったんだ?」

ド「うん。なんだか、安心したっていうかさ」

♂「ホント、良かったね」

ド「うん。でもね、最後がホントむかついたのよ」

♂「なんで?」

ド「最初はね、結構、キチンとした文章でメールが来たのよ。
  『ご迷惑かけました』とか『感謝してます』とかさ。
  だから、こっちも丁寧にっていうか、優しく返信を書いて
  短くて良い文章が書いたつもりだったから、
  中々、美しい結末になったなって思ったのよ。
  ところがですよ、私のメールでフィニッシュだと思ったのに
  メールの文章で私が怒ってない、怖くないって解ったら
  余計な返信をしてきてさ、それが調子にのってて、
  おちゃらけた文章なのよ!ふざけんな!!って感じでさー」

そう言って、私はその最後のメールを彼に見せた。

♂「(苦笑)なんか、この文章からするとさ、
  自分が苦労して作った金で返したんじゃない感じがするよね」

ド「出産育児一時金とか?」

O君は私を振ってから1年経たないうちに、子供が出来て結婚をした。
お金も返し終わっていないのに、平気な顔で・・・

日本には「出産育児一時金」というのが支給される制度があり
子供を産むと、ひとりにつき約30万円のお金が支給されるという。
そのお金でも出たのかもしれない・・・

でも、もう、そんなことはどうでも良い事なのだ。
彼がどんなお金で私に返したのだとしても
彼がどんなに重みも反省も無い返信をしてきたとしても、それこそ

「彼は私の人生には必要ないのだし、関係もない」

のだ。

そんなことよりも、私が「関係ない」と心から思えるようになり、
最後にすんなりと

「元気でね」

と言えた事が何よりも喜ばしいことだ。

ド「もう1度、かんぱーい!」

昨日は本当に、何度も、何度でも、乾杯したい夜だった。

(この失恋借金話。詳しくは
 ドロンジョ様の酒と薔薇の日々【失恋編】でどうぞ・・・)

line
銀座・三州屋

木の温もりと店員のお母さん達の天然さがたまらない
「刺身、揚げ物、汁物、どれを食べても満足で賞」

三州屋1 三州屋2 三州屋3


三州屋4 三州屋5

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「地元のことなら任せて!」と言えますか?


久しぶりに野毛のホッピー仙人に行こうと思い、
大学仲間のA君と店で会おうと待ち合わせをした。

がしかし、お休み・・・ 店の前には私と同じ状況に佇むお客さんが
何人かいて、その中に初めて来たというお客さんが居た。

で、成り行きで一緒に飲むことになった。

♂「30歳になってから、友達とつるんで飲むってのもカッコ悪いっていうか
  一人で飲んで、色んな人と話したいって思うようになって」

ド「そうなんだ。でも、私も1人で飲むようになったのってその頃だった」

♂「30歳って区切りなんですかね?」

ド「地元はどこなんですか?」

♂「小さい頃は野毛にいたんですけど、後は殆ど鶴見です」

A「鶴見は俺もちょっと住んでましたよ」

♂「そうなんですか!?」

そう言って、話は彼の地元話になって行った。

まずは「生麦」という町の話。
「生麦」は横浜市鶴見区にあり、鶴見は川崎の隣町。
正に「京浜工場地帯」にあるので、海辺の方は工場がたくさんある。

♂「小学校が生麦にあったんですけど、

  教室には当たり前に空気清浄機があったんですよ。

  僕はそれが当たり前だと思ってたので、大人になってから
  『小学校の空気清浄機っていつも調子悪かったよな』
  って友達に言ったら『え?何それ?』って言うんですよね。
  それで、それが普通じゃないってことに気が付いたんです」

ド「へー、その時代に小学校で空気清浄機って言うと
  ブルジョワなのかと勘違いしちゃったりしそう(笑)」

A「ははは、すごいな、それは」

♂「ホント、空気が汚かったんだなって」

そして、今度は「花月園前」の話。
「花月園前」も横浜市鶴見区にあり、競輪場の町である。

ド「この間、散歩して、花月園前の方に行ったのね。

  ギャンブルの町って飲み屋さんが多そうでしょ?

  だけど、余りに駅前が淋しくて驚いてしまった」

♂「あー、昔はたくさんあったんですよ。でも、今は全然で。
  だから、僕はよく場内に行きますよ。
  ギャンブルはしないんですけど、

  場内に煮込みライスってのを出す店があって、

  これがすごく旨いんですよ。大ぶりだし

  
ド「へー、入場料は?」

♂「100円です」

という具合に、この後も鶴見線の国道駅付近は「あおやぎ」が旨いとか
地元民ならではの話を色々と聞けた。

何を聞くにも地元の人に聞くのが一番の情報だったりする。
旅行に行って美味しい店を聞くのもガイドブックなんかよりも
地元のタクシーの運転手さんに聞くのが一番だったりする。

きっと、彼は20年以上も鶴見で暮らしている

鶴見スペシャリスト

なのだ。これもまた

継続は力なり

と言うのだろうか?

私は今の土地に暮らしてまだ5年。都内に住んだのは4年。
結局、一番長く暮らしたのは30歳まで暮らしていた実家である。

だけど、彼のように地元のことを知っているかというと、殆ど、知らないと思う・・・
少し実家に戻って、地元の勉強をしなおしたいような気になった。

でも、この後、彼は地元以外の話も色々とし始め

「『鉄子の旅』ってマンガを知ってますか?

   鉄道マニアの話なんですけど面白いんですよ!」


鉄子の旅


「ボクシング好きの奴らは亀田3兄弟のことを

 一亀、二亀、三亀って言うんですけども」


TioDanjo2


などと、色々と話題豊富でマニアックな話をしてくれるし、
A君が大好きなマイナーなパンク音楽の話をしても、
習っている武道の話をしても、ちゃんと何かしら共通の知識があって話に付いて来ていた。

どうやら、彼が地元に詳しいのは、20年住んでいたからというだけではなく
とても好奇心旺盛だからのようだ。

ド「さてどうする?帰る?」

A「今日は帰るわ」

ド「じゃあ、私も」

♂「僕はもう少し1人で飲んでいきます。
  突然にご一緒させて貰ってありがとうございました」

そう言って、彼は野毛の町に消えて行った。
きっと彼は「30歳からの一人飲み」で、
これからもっと色んな人に会い、
色んな話を仕入れて行くのだろうなと思う。

line
野毛・トモ

お母さんの創作料理。メニューが豊富で激安です
「大根モチと漬物が大好き!で賞」

トモ1 トモ2 トモ3


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どこまで我慢が出来ますか?


「お前はどうして一々俺に対して否定的なんだ?」

そう言って、昔、私を張り倒した男性と飲んだ。

その当時、私は彼に恋をしていた。
通常ならば、好きな人の話は真剣に聴き、そして、好かれるように
相手が喜びそうな返答をするのかも知れない。
だけど、私の場合はそうではなく、真剣に聴いた分、真剣に本音の言葉を返していた。
それが、悪かったのだろう。彼と私はぶつかってばかりいた。

そんな彼と私がぶつからずに楽しく話せるようになったのは、
出会いから10年もの時が過ぎてからだ。
彼に対する恋心が皆無になり、彼が私にとって、とても不可解な発言をしても
真剣に受け答えしたりせずに、適当に流す方法を覚えたからだろう。

でも、この日ばかりは、あともう少しで大喧嘩になるところだった…

待ち合わせは彼の行きつけの焼鳥屋だった。
店に向かう私の頭の中は「レバー」でイッパイである。
ところが、店に着くと、先に店に入っていた彼は、

「出よう」

と言って、私の希望など聞く気は無く、勝手に出て、勝手に歩き出した。
これがまず、1度目の苦笑・・・

「どこに行くんですか?」

「お前に新しい店を教えてやろうと思ってさー
 アツアツ料理と生ハム料理が美味しい店なんだよ」

「へー、何処だろ?」

「お前は知らないよ。

 お前みたいに自分の足で歩いて

 店を探さない奴が知るはずない


2度目の苦笑・・・ 我慢、我慢・・・

そう言って連れて行かれたのは、私が8年も通っているバーの隣にある店だった。

「なんだここか~っ!」

何度も前を通り、何度も中も覗いたことがある。
だけど、残念ながら入ったことはなかったので

「ここなら私も知ってるよ」

とは言えない。そんな事を言ったら、また、発狂されてしまう・・・

店はいつも混雑している人気の立ち飲みバル。
この日も詰めて貰わなければ、余裕があるテーブルは無かった。
ところが、彼は2人の男性が使っている小ぶりの丸テーブルの脇に

「4人で使うのが当たり前だろ?」

と言った顔で何も言わずにドスンと荷物を降ろした。
その行動に2人の男性はかなりムッとする。

立ち飲み屋で譲り合いの精神が無く、我が物顔でテーブルを占拠するのはどうかと思うが
「ここ良いですか?」と声を掛けないのもマナー違反だと私は思うので
彼がトイレに言った隙に私は男性たちに声を掛ける。

「ここお2人ですか?後でお連れの方が来るとか無いですか?」

すると、彼らはニコリともせずに

「は?2人だけど」

と感じが悪い。

「じゃあ、ここを使って大丈夫ですか?」

間が合った後にイヤイヤ頷いて頂いた。

彼がトイレから戻り、料理が運ばれてくる。
お店の女性が料理を真ん中に置いたので、自分達側に寄せる。

「余計なことはしなくて良いって!」

「でも・・・」

「良いんだよ!」

3度目の苦笑・・・ 我慢、我慢、我慢・・・

暫くして、彼が話し始めたテーマは「愛人」。
最近、彼は「愛人が欲しい」という話ばかりしている。

「結婚する前は、既婚者が浮気するのは最低だって言ってなかった?」

「言って無い。それは勘違いだよ。

 不倫は最低だけど、愛人は良い

なんだそれは・・・

「愛人にはちゃんとお金を渡すんだから見返りがあるだろ?
 結婚してまで普通に恋愛しようなんて考えてるのは最低だって言ったんだよ」

「あー、そういうことか・・・じゃあ『お金なんか要らない。好きなの!』って女の子がいたら?」

「ありえない」

「解らないじゃん。居るかも知れないでしょ?」

「そんなの有り得ないだろ?お金じゃなくても、物をあげたりするし、

 時間をあげるって場合もあるだろうが?」


「あー・・・時間も入るのね・・・」

「当たり前だろうが!」

時間は愛人じゃなくても、恋愛だってあげると思うけど違うのか?
4度目の苦笑・・・ 我慢、我慢、我慢、我慢・・・

暫くすると、すぐ後ろで飲んでいた綺麗な女の子たちに話しかけ始める。
旬の話題だからだろう、内容は紀子様の出産話だった。
なんでも、彼の友人も愛育病院で出産をしたばかりだという。

「だから、俺、詳しいのよ。その辺りの話!」

それを皮切りに、同じ病院で出産したからと言って知るわけも無い話を語り続ける。

「別に本人達は男の子じゃなくても良かったから操作なんてしていないよ」

「男の子だとバレないために宮廷病院じゃなく、民間の病院を選んだんだよ」

「今まで可愛がられて来なかった次男の大逆転劇なんだよ」

「雅子様は離婚するんだよ」

5度目の苦笑・・・ 我慢、我慢、我慢、我慢、我慢・・・

彼は昔からこんな風に、彼の憶測を断定的に話すことが多い。
それに対して「そうかなー?」「ホントに?」と昔は言っていた。
だから「否定するな」と言われて喧嘩になったのだ。

だけど、女の子たちは「へーそうなんだー」と言いながら聞いていた。あれは、鵜呑みにしているわけじゃなく、適当に流しているからなのだろうか?

私は5度目の苦笑の時点で、我慢によるストレスが溜まり、爆発寸前だった。
そこに彼は追い討ちをかけるようにこう言った。

「お前は何で俺の言う通りにしないのかね?

 俺がそんなのは放っておけと言えば、放っておかないし

 俺があんな奴と付き合うなと言えば、付き合うし

 俺があんな店には行くなと言えば行くしなー」


「まぁ、良いじゃないですか。人それぞれ、好みも考えも違うんだし
 私が楽しくて付き合ったり、楽しくて飲みに行ったりしてるんだから

 人の幸せを奪わないで下さいよ

「違うだろうが!お前が不幸にならないようにって

 お前の為を思って止めろって言ってるんだろうが?

 本当にお前は人の言うことを聴かないんだよ」


ブチッ・・・

「いい加減にして下さい!もう、良いです!」

とうとう切れた・・・

「そんじゃ、帰ろう」

「はい、そうしましょう!」

喧嘩にはならなかった。もう、止めてくれと言っただけで済んだ・・・

そんな状況の時に私の親友が店に入ってきた。
4番目の苦笑辺りで、そっと、連絡をしておいたのだ。

「もう耐えられないから助けに来てくれない?」

彼が帰ってから、私は永遠、親友に経緯を話しつつ、愚痴をこぼした。
一体、どうして、こんなにストレスが溜まるのに会っているのだろう?
それは、憎めない所がある人だというのもあるけれど、
彼に会うと、必ず一言、名言?を残して帰るから許せるのかも知れない。

「今日の名言は笑えたよ」

「何?」

彼がこの日に残した名言はこんな言葉だった。

「男が女に好かれる秘訣を教えてやろうか?」

「って、それは、自分がモテルからってこと?」

「いや、俺が好かれないから教えてやるってこと」

「あっそう(笑)」

「男は女の半歩前を歩くと好かれる」

「え?だって、前歩いてるタイプじゃん」

「俺は3歩前を歩いてるんだよ!」

なるほど仰るとおり・・・

そこまで解ってて、どうして、この人はこうなのだろう?

面白過ぎる・・・

line
恵比寿・Tio Danjo BAR

スペイン料理の名店のバルです。私の知っている範囲では
「恵比寿の立飲みの中では一番安くて美味しい生ハムが食べられたで賞」

TioDanjo1 TioDanjo2


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「君ってS?M?」という会話で笑えますか?


私の「野毛デビュー」は小じんまりとした和食屋さんだった。
「和み」という言葉がしっくり来る内装で、とても、お気に入りのお店だった。
残念ながら、そのお店は閉じてしまい、残念に思っていのだけれど
そのお店の大将が、また、新しいお店を野毛で開いた。
そのお祝いを兼ね、大学時代の友人と行ってみることになった。

「お久しぶりです。なーんか、おしゃれーな店ですね」

新しいお店は私が思っている「野毛」のイメージとは全く違っていて
どちらかと言うと「みなとみらい」が似合いそうな、
ジャズが流れる、おしゃれ~な和食屋さんだった。

でも、割り物に使う焼酎は全て「金宮」で、となるともちろん
ホッピーもあるわけで、その辺りは、飲兵衛が多い「野毛」に
マッチしているのかも知れない。芋焼酎の種類も豊富だし・・・

ちなみにホッピーは氷なし。
だけど、瓶とビールジョッキで別々に出てくる。
焼酎がとても多いのだ。2杯分位はあるだろう。

フロアに居るのはとても初々しい女の子だった。

♂「いくつなの?」

従「18歳(だったと思う)です」

ド「どえーーーーーー。

  どうしよう倍以上生きてるよ(笑)

  なんかさ、世代が違うと笑いとか違うでしょ?
  例えば、私はとってもロンブーの笑いがダメなのよ。人を騙して笑うみたいな」

♂「俺も」

従「でも、嫌いな人も居るし、私もあんまりお笑いには
  興味ないですし、年代ってことでも無いと思いますよ」

ド「そっか。じゃあ、お笑いじゃなくって、何か趣味とか好きなことってある?」

従「うーん・・・本を読むのが好きです」

ド「特に好きな作家とかいる?」

従「そうですね・・・宮部みゆきはよく読みます」

♂「それは内容が好きなの?」

従「というよりも、書き方が好きなので、宮部みゆきの本は全部読みます」

♂「なるほどね。俺さ、とっても、

  川端康成の『雪国』(だったと思う)の日本語の表現力ってスゴイ

  なって思うんだよ。なんであんなにピッタリの言葉で表現が出来るんだろうって思う」

ド「読んだことある?」

従「ないです。読んでみたいです」

ド「私はその辺りで言うと、

  谷崎潤一郎の「痴人の愛」が面白かった。

  なんかね、SM的精神の話なのよ(笑)


従「えっ?SM??」

ド「そう(笑)なんかね、そういう感覚っていうのは昔からあったんだみたいな」

従「あー、今も昔も変わないんだみたいな?」

ド「そうそう」

従「じゃあ、それも読んでみます」

とそこまでは一応、文学の話だったのだが、そこに大将が・・・

大「♂さんはSですか?Mですか?」

♂「俺はSだよ。俺はもしそんなあーいう精神で殴られたりしたら
  容赦無く、ぶん殴ってっちゃうと思う。すごくイヤなんだよ」

おいおい・・・ぶん殴ってはいかんだろう・・・
と思いつつ、こいつは「健全」な人間なんだろうなと思う。と言うよりも、

余りに「健全」すぎて、変わっている・・・

ここで言っているSMというのは、本来の性的な意味ではなく、
自分が「支配する方が好き?」「支配される方が好き?」という話だ。
もちろん、彼もそのつもりで答えていたのだとは思うけれど、
性的な意味でのSMについては「大嫌いだ」という話を始めた。

大抵、人が「君はS?M?」って話をして笑っているのは
本人が本物の「S」でも「M」でも無いからであり、そして、
「そういう性質を人間は持っているものだ」ということは
どこかで感じているからなのじゃないかと思うのだ。
皆、多少は持っていて、でも、それが過剰にはならないだけ・・・
それが、多くの人間なんじゃないだろうか?

それを真っ向から「大嫌いだ」と本気で言えるというのは、
とっても、健全な考えではあるけれど、例えば「宗教の自由」とか
「報道の自由」とか、そういうものを許さないような

封建的なイメージ

というか、なんとなく

ルパン三世の五右衛門

五右衛門


みたいな感じに思ってしまうんだよなぁ・・・なんて・・・

ド「私はMだけど、ギリギリまでMをやって、相手に尽くしても

  やっぱ、こいつはダメだって思ったら最後、めちゃくちゃSに変わる・・・」


大「それ、一番、怖いじゃないですか・・・」

そうだろうか?そうかも知れない?

まぁ、そんな訳で文学から始まった話はSMで終了し、きっと、
18歳・読書好き女子には意味不明と言うか
「おっちゃん&おばちゃん」の会話となってしまっただろうなぁ・・・

次回はちゃんと「宮部みゆき的人気作家トーク」をしましょうかね・・・

line
野毛・一菜

お帰りなさい!の和食屋さん。今回は写真撮れずですが
「スモーク料理でホッピー&芋焼酎しま賞」

一菜1


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ビクビクしても好きって解りますか?


石垣島のお土産を渡す為に親友と恵比寿で会う。
近々、彼女の妹は結婚することになっている。

♀「なんか、やけに妹が彼氏に下手に出てるんだよね」

話を聞いていると、なんか、私にはよく解る話だった。
一匹狼の変人を好きになる私には同じような経験がある。

♀「この間も相手方に母親が挨拶に行くことになってたんだけど
  私も一緒に行こうとしたら、急に来られたら困るとか言うのよ。
  頭に来て『それじゃ行かないよ!』って言ったんだけど
  暫くしたら、やっぱり来てとか言うんだよね。ワケが解らない」

益々、よく解ってしまう自分が怖い・・・

ド「それって、彼のことが怖いんだと思うよ。
  性格とか考え方とかが余りに違うから、何を以て彼が怒るのかが、
  解らなくて、いつもビクビクしてるんだよ。
  たぶん、自分はお姉ちゃんにも来て欲しかったんだけど、
  彼がイヤがるだろうと想像して、お母さんだけにした。
  だから、急にお姉ちゃんも来るなんて言ったら発狂されるしんじゃないか?
  って思うんだよ。ところが、それは彼の怒り所じゃなかったりして
  連絡してみたら『来れば良いんじゃん?』って言われたりしてね・・・」

一気にそんな風に妹の代弁?をしてみた。

♀「なんかさ・・・今まで聞いた説明の中で一番、納得が行くよ(笑)」

ド「妹って、結構、社交的で色んな人と上手くやれるでしょ?
  なのに、その人のことは上手く扱えないから、
  そこが興味あるって部分もあると思うよ」

なんか、話をしていたら、妹と飲みながら語り合いたい気分になった。

「解る、解る!」

って何度も叫びながら、飲むような気がする・・・

♀「まぁ、妹が片付けが出来なかったりして、だらしが無いってのも、
  揉め事になる原因でもあるみたいだけど(笑)」

おいおい・・・そこまで、似なくてもないだろうよ・・・
それも、解る、解る・・・

♀「まぁ、とにかく揉めてないで、離婚しても良いから、とっとと結婚して欲しいよ。
  で、離婚するならするで、これから家をリフォームするから、
  リフォーム終わってからにしてくれって感じだよー」

うーん、ドライだ、理論的だ・・・

こんな風に言える親友は、そういう男に振り回される
なんてことは絶対にないだろうなぁ・・・

ド「私も止めたいと思うけど、そういう男の趣味は治らないよ・・・」

♀「妹も治らないね、たぶん・・・」

妹よ、近々、一緒に飲もうじゃないか!

line
恵比寿・でですけ

ホッピーはあるけど超高価なので止めましょう
「テーブル席でゴロイカを焼いて食べるのが美味しいで賞」

でですけ1 でですけ2


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同士に元気を貰ったことがありますか?


とても憂鬱だった。だけど、そんな日に限って休日出勤だったりするのだ・・・
溜息をつきながら、仕事をしていると、突然にこう思った。

「家に帰ったら花火をやろう」

去年、大きな袋に入った花火を買ったのだけど、
やりそこねてしまって、そのままになっている。

花火と蝋燭をカバンに詰め、スーパーで買物をしてから公園に向かう。
ビール、酎ハイ、オイルサーディン、鶏の唐揚げ、チーズボール・・・

ビールをプシュッと開け、花火をつける。
(デジカメがなくボロイ携帯のカメラで撮影)

花火1


なんで、こんな小さくて細い棒から、こんなに明るい色とりどりの光が放たれるのだろう。
自分が照らされて、なんだか、温かい気持ちになって来る。

花火2


そんな風に思いながら、何本か花火をやったところに
自転車に乗ったおじいちゃんがやって来た。
私の隣のベンチに座り、一息ついて、ブシュッと缶ビールを開けた。

『いつも、ここで夕涼みしてるのだろうか?』

そう思いつつ、次の花火に火を点けたところで、ふと気付いて問いかけた。

花火3


「煙く無いですか?」

「煙草を吸ってるから大丈夫だよ」

また、暫く沈黙があった後、今度はおじいちゃんが話しかけてきた。

「蚊がいるね」

「そうですね、痒いですね」

「ここ明るいね。眠れると思ったけど無理だな」

寝ようとしてたのか・・・

「女房とケンカして出てきちゃったんだよ」

「あはは、私も同じようなもんです(笑)」


自分の憂鬱の始まりも人との口論だったのでそう答えた。

花火4


「そうかい(笑)いつもは友達の家に泊めてもらうんだけど、
 今日は仕事で居なくてね。だから、公園で寝ようかなと思ったんだけど。
 姉ちゃんもここで夜を明かすのかい?(笑)」

「いえいえ、私は暫くしたら、帰りますよ。明日、仕事だし(笑)」

「姉ちゃん、働いてるんだ。偉いね。年金をたくさんもらえるね」

「そうですね(笑)でも、奥さんももう寝てるでしょうし、
 家に帰っても大丈夫なんじゃないですか?」

「こんな喧嘩はしょっちゅうだから、帰らないのもちょっちゅうで

 女房も全然、心配なんかしやしない。女は強いや

「きっと、いつもの友達の家だろうって思ってるんですね。
 でも、私の周りは結構、男が強いですよ(笑)」

「そうかい?大抵は女が強いけどね。喧嘩して出て行くのに、
 金でもくれりゃーいいけど、くれないからね」

「あはは」

「川崎行けば、女の子がいっぱいカラオケボックスで夜を明かしてるよ」

「そうですね。この辺りにもあれば良いんですよね(笑)
 奥さんと2人暮らしですか?」

「うん。ウチは子供が出来なかったからね・・・」

なんだか、ちょっぴり淋しい感じだった。
この歳で独身の私には身近な話である。
「やっぱり欲しかったですか?」ってちょっと聞きたかったけど、それは出来なかった。

花火5


「ここが地元ですか?」

「いや違うよ。でも、20歳過ぎからずっとここだから、
 もう、50年以上こっちだもんね。地元みたいなもんだよ。今、78歳(笑)」

「へー、見えないですね。自転車にも乗ってるし(笑)
 私の母はもうちょっと若いですけど、膝が悪くて歩けないですから」

「あー、そう。膝に来る人はいるね」

「この辺りで飲んだりもするんですか?」

「うん。○○駅のそばに立ち飲みがあるんだ。
 前は酒屋だったんだけど、立ち飲みだけになって」

「あっ!知ってます。1度だけ入りました。女将さんがやってるんですよね。
 惣菜をケースから出したりする所じゃないですか?」

「そうそう。安いからさ。たまには座れるところにも行くけど。

 姉ちゃんも一緒に飲みに行くかい?

「え?今?」

「うん」

「いやー、ちょっと今日は無理です・・・」

「そっか。ここ明るいから眠れないんで行くわ」

「はい。気をつけて!」

歳が離れた人でも、憂鬱な気分は一緒で、きっと、同士だったのだと思う。
なんか、同士と会話をしたことで、ちょっと、気持ちが柔らかくなった。
だから、ちょっぴり、一緒に乾杯しても良い気もしたけれど、そこまでの勇気は無かった。

あと何本かやったら帰ろうかな・・・

また、火を点ける。

花火6


今頃、きっと、おじいちゃんは立ち飲み屋に行って、
「今夜どうしようかな?」と考えているのだろう。
あっちの近くの公園で眠るのかな?お家に帰るのかな?
そんな風に思いつつ、片付けて歩き始めたら、何となく

野宿も悪くないな・・・


という気分になって、ちょっぴり笑えている自分がいた。

今度、立ち飲み屋に行ったら、おじいちゃんに会えるだろうか?会えたら

「あの夜、結局、どうしました?」

そう聞いてみよう・・・

line
■近所の公園にて■

公園で飲んで食べたのはこちら!
「きっとこれからも哀しくなったらここで花火をするで賞」

公園1公園2


公園3 公園4


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テーマ:独身女性の物語 - ジャンル:独身・フリー


「一匹狼」は好きですか?


22時頃に麻布十番のバーに行く用事があった。
それまでの時間を持て余していたので、親友から順に「今日、暇?」とメールをしてみる。

こうして捕まったのはバーで知り合った男の子だった。
彼は年下だけれど既婚者で子持ち。いつも

「子供は可愛いけど、嫁はいらない」

「言い寄られて仕方なく結婚した」


的なことを言っている男の子だ。

「ここの鶏が結構、旨いのよ」

そう言って連れて行ってくれたのは、ここの所、入ることがなかった
「ワンランク上の居酒屋」みたいな今時?の個室のみの店。

「私ね、いつも、自分が好きになった人に発狂されるの」

「そうなの?」

「そういうことしなそうな人から、張り倒されたこともあるし(苦笑)
 たぶん、相手の言っていることがどう考えてもおかしいと思うと
 バカにしたような感じで、反論するからだと思うんだけどね」

「というか追い詰めてるからじゃないの?」

そう言われた。

「男はさ、自分が悪いと思ってても、意地とかで言えない事があるんだよ。そういう時に

 謝る隙を与えてあげないとね

私が張り倒された時はそう言う状況ではなかった。その時は

「お前はどうして一々俺に対して否定的なんだ?」

と言って怒鳴られ、挙句の果てに張り倒されたのだった。
でも「追い詰められた」という意味ではその通りなのだと思う。

前にある人に言われたことがある。

「相手が間違ってるから私が更正させようとか

 私が変えようとか思うのはおこがましい。

 そのままのその人を好きになれないなら、

 好きになるべきじゃないんだよ」


そう言われてハッとしたのを覚えている。

私が好きになる人はいつも

「一匹狼」

大勢で遊んでいても、何故か、その人は1人に見える。
自分がそうであるかは解らないけれど、
自分がそう在りたいと思っているからだろうか?
私はそういう人に惹かれ、そして、そういう人の心を知りたくなる。

もしも、好きになった「一匹狼」の考え方が自分と似ていたら最高だと思う。
だけど、大抵、興味を持つのは「物珍しい人」らしい。「物珍しい」ということは

「自分とは違う考え方」

をしているからである場合が多いというのに、それには気付かずに・・・

そんな人と親しくなって話をしていると、段々

「あなたが言っていることはおかしい」

という事が増えてくる。そして、否定的なことを言い始めてしまうのだ。更には

「この人はこのままじゃいけない。私が変えなくちゃ!」

などという傲慢な考えまで生まれてしまう。
人の考えに「正しい」も「正しくない」もなく

「自分にとっての正しい」

かどうかでしかないと言うのに・・・

私のそういう「ありがた迷惑」な押し付けから、彼らたちは私に怒りを覚える。
「一匹狼」なのだから、何を言っても変わるはずないし、ほおっておくべきなのに・・・

「奥さんと考え方って似てる?」

「似てるね」


そっか・・・ 愚痴が多いから考え方が違うのかと思ってた。

「それなら良いね。なんかさ、恋人や奥さんの愚痴って誰かに零したりするでしょ?そういう

 愚痴る時って、相手のイヤな所だけ話して良い所は言わないじゃない?

 そうすると、愚痴られた相手は悪い部分だけを鵜呑みにして
 悪い奴と一緒にいるんだなって思うでしょ?
 そういうのっていけないよなって思ったりするんだよね」

「でも、何処かで吐き出さないとやっていけないじゃん?」

「そうなんだよね・・・」

「俺も奥さんのこと色々と言うけど、

 ちゃんと好きなのは好きなんだよ」


驚いた。初めて、彼が奥さんのことを好きだといった・・・

結局、こんな風に皆、他人を捌け口として使ってるだけで
本当はちゃんと好きなんだよね・・・

『幸せなんだな』

そう思うと、ちょっと淋しい気がしてしまった。
友達が幸せなのだから、喜ばなきゃいけないのに・・・

それは何故か?それは自分の未来がまだ見えないから
相手の落ち着きに「嫉妬」してるからだ。

私はこの先「考え方が違うから魅力的」な人のそのままを
受け入れられるようになるのだろうか?それとも
魅力的でも「考え方が違う人」は好きにならなくなるのだろうか?

全然わからない。だけど、

苦しくないのは後者だ・・・

早く、ほんの小さな光で良いから、未来の光が見たい。

line
恵比寿・卯夢

写真が無いのでHPより抜粋
「合コン後の初デートにいかかで賞」

卯夢1卯夢2 卯夢3


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旅の一番の想い出は何ですか?


旅行最終日。朝起きて、少しだけホテルのビーチ=フサキビーチをお散歩。
水の透明度は竹富島と張るか、それ以上という位に透明だった。

フサキビーチ1 フサキビーチ2 フサキビーチ3


ただ、ちょっとばかり人工的なので、竹富島の勝利かも?

最終日はお土産探しがメインとなった。
石垣市公設市場がある「あやぱにモール」を中心に歩く。

しかし、結局、大して安いわけでもなく、近所のスーパーで買う方が安かったりして
青パパイヤを100円でゲットしたり、安売りの酒店で泡盛を買ったりした。
ついでに、初めてみたマミーの沖縄版のような「ゲンキクール」を買ってみたり

ゲンキクール


歩き疲れた時には沖縄にしかないハンバーガーショップA&Wでパフェを食べたりした。
(なんか、サイズがアメリカ的ビッグサイズなのよね・・・)

A&W1 A&W2


「どうする?」

「空港行っちゃう?」

暑すぎた為に、ちょっと熱中症気味なのか、お昼を食べる気にもなれず、
歩くのも疲れたので、勿体無いけれど、早めに空港へ行った。

石垣空港の着き、やっと体がクールダウンして来たので
食欲ならなう酒欲も出てきたので、カウンターバー?のような所で
またもオリオン&石垣島地ビール&おつまみで酒盛りを・・・

オリオンビール 石垣島ビール1 石垣島ビール2


ゴーヤチップス ゴーヤチップス2 ハバナッツ


そして、那覇空港に着いても「天龍」というお店に入って酒盛り・・・
この「天龍」というお店が結構、色々とあって、
おつまみセットというのを注文すれと、グルクンの唐揚げや
ミミガーが食べられたし、泡盛・残波も飲めた。
追加でにナーベラーのチャンプルーも食べて、中々、満足できた。

「この旅行で何が一番美味しかった?」

「うーん、アーサーとゆし豆腐の味噌汁にコーレーグスを入れたの」

「私もコーレーグス!ってなんか、普通、八重山そばとか言うよね?(笑)」

「あはは、そうだよね」

八重山そばも美味しかったし、ヤシガニも珍味だったけれど
私達の口に一番あったのは、コーレーグスと味噌汁だったらしい・・・変?
でも、その前に一番美味しかったものではなく、
一番楽しかったことを聞くのではないでしょうか?
私達の旅の想い出は「食」なのか?いえいえ、そんなことは無い。
やっぱり竹富島の海も空も全てがなんとも言えない雰囲気でした。

那覇から飛行機に乗り、最後の乾杯。
(おつまみとセットで500円っす・・・)

飛行機にて


約2時間半の飛行で羽田に到着。

「こっちは涼しいかな?」

「どうだろうねー」

と地上に降り立つと・・・涼しかった。
私達が不在の4日間で東京はすっかり秋めいていた。

「涼しいねー、もう8月も終わりだよ・・・」

夏好きの私としてはなんか淋しい・・・
疲れと淋しさでガックリしながら家路につくと
家にはとある小包が届いていた。

「うわっ!ドラフトワン!!」

ドラフトワンを買って、ドラフトワンを当てよう!で当たった商品だった。
ちょっと元気が出たのも束の間、飲むビールが
「オリオン」から「ドラフトワン」に変わったことで
旅行の終わりをひしひしと感じた・・・

ドラフトワン


また、すぐ行きたいよ、竹富島に・・・

line
那覇空港・天龍

居酒屋として使ってしまおう
「沖縄料理をとりあえず網羅してるで賞」

天龍1 天龍2 天龍3


天龍4 天龍5 天龍6


天龍7 天龍8 天龍9


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沖縄のおでんを知ってますか?


旅行3日目は水牛車観光でスタート。

水牛車1 水牛車2 水牛車3


三線の演奏と共に観光が出来ると聞いていたので、
おじいちゃんとかが案内してくれるのかと思ったら若い女の子だったので驚く。

一番後ろに乗ってしまった為に、水牛に引かれている感覚は無く、
最初は失敗したかと思ったけれど、中々、ガイドさんの話は興味深く面白かった。

竹富島の人口は約300人。でも、その内、なんと半数が内地から移住した人なのだそうだ。
沖縄への移住はちょっとしたブームという感じだけれど、竹富島に住むには、
色々なしきたり?を覚え、従わなければならないのだそうで
例えば、10月頃に10日間行われる「種取祭」という祭りの踊りの練習やら
準備やらは島人全員でやらなくてはいけなくて、それを休むことは出来ないらしい。

ド「うわっ、それは私は住めない・・・」

♀「そう?私はそれでも住んでみたい」

そんな話をしながら、最後はお姉さんの三線の演奏と共に
竹富島の歌「安里屋ユンタ」を全員で歌って車を降りた。

その後、散歩をしながら「なごみの塔」という竹富で一番高いらしい小さな塔に登り

なごみの塔1 なごみの塔2


島で有名な八重山そばの店「竹乃子」で昼食をとり
(結構、好みの味だったけど、写真を忘れてしまいました・・・)

竹乃子1 竹乃子2


島を出る前にもう一目、綺麗な海を見たくて西桟橋へ行った。
すると、昨日は引潮だったけれど、今日は満ちていて
その海の綺麗なこと、綺麗なこと。余りの綺麗さに言葉を失ってしまった。

西桟橋1 西桟橋2 


「もう1泊したかったね」

「ほんとだね。残念!」

後ろ髪を引かれつつ、高速船に乗って石垣島に戻った。

高速船


さて、最後の夜は少しゴージャスな宿に泊まろうと決めていた。
大学時代に憧れていた「フサキリゾート」というコンドミアム風のホテルだ。
ちょっと、古くなっているので、どうかな?と心配しつつも
昔、憧れていた想い出の宿なので、行ってみることにしたのだけれど・・・

フサキリゾート


人気は下火なのか、お客さんが少なく、活気が無い気がした。
設備も古くなっているし、それにしては、ちょっと高過ぎるかなという感じ。

それでも、プライベートビーチへ行ってみると、
綺麗な海に変わりはなく、水の透明さに感激した。

フサキビーチ


暫く休憩をしてから、目指すは石垣島の居酒屋!待ったのよ、これを!
行く前に色々と下調べをした結果、選ばれたのは2軒。

まずは、沖縄おでんのお店「メンガテー」を目指す。
噂によると、ここのメニューはおでんとそばだけで
夜19時頃~3時頃までやっているというお店らしい。

店を探しつつ、ビックリしたことが1つ。
沖縄にあるわけが無いと思っていたホッピーの旗が!!

ホッピー


慌てて写真を撮り、また、探し始める。

「あった!」

店は小さな路地にひっそりとあった。
開店には少し早かったのだけど、ドアを開けてみたら入れてくれた。
まずはビールとおでんを御願いする。
運ばれて驚いたのは量。すごく大きなお皿にドカン!これで1人分。
そして、トロトロのテビチが入っている。

「美味しいね!」

なんて言っていたら、そこに、女性が入ってきて、
店のおばあちゃんにビデオを渡して帰って行った。
すぐに、おばあちゃんはテレビデオ(懐かしい)に入れる。

「これ娘の結婚式(笑)」

なるほど。私は最近、結婚なさったんですか?と聞こうとしたら

「10年前なんだけど」

という。話を聞いてみると、ビデオを届けに来た女性に貸したら
ビデオデッキが壊れ、そのまま外れなくなったか何かで、今になって戻って来たようだ。

「始めてみるのよ」

おいおい、随分、のんびりしている・・・ 10年も外れなかったのか?

ビールを飲み終わり、泡盛を注文しようとして、驚くことが起きてしまった。

「ボトルでいくらですか?」

私達は町で買って飲んで気に入った「請福」という泡盛を頼もうとした。
安い店を見つけて町で買った時の価格は570円だった。ところが

「高いよ。4,000円」

よ、よ、よ、よ、よんしぇんえーん?
それはボッタクリだろうよ。と思いつつ、旅に来てクレームつけるのもなんだし
おばあちゃんだし、価格は店主が決めるわけだし・・・

「請福より八重泉の方が人気あるよ」

と更に勧められたもので

「じゃあ八重泉で」

と御願いした。結局、永遠、娘さんの結婚式のビデオを見て
おでんを食べ終えて会計をしたら6,000円ちょっとだった。
おでん+八重泉+ビール1本でこのお値段は高いと思うけれど
結婚式のビデオで知ったこともたくさんあったし、
おばあちゃんと話せたのは良かったので満足した。

「地元民価格と旅行者価格があるって感じ?」

「そうかもね。きっと、夜遅くに来て、一緒に地元の人と飲むのが良いね」

ということで落ち着いた。

次に向かったのは「ヤシガニ」が食べられるという「金八」というお店。
「ヤシガニ」は絶滅しようとしているらしく、本来は捕らないようにと言われているらしい。
でも、出している店があるのだから、行ってしまう人もいるわけで
行ってしまう人がいるのだから、お店は儲ける為に出すわけで・・・
そんな私も完全に「捕ってはいけない」となる前にと食べてしまった。(ごめんなさい)

別に普通のカニの味がすると思っていた。なので、何気なく食べた。
で、すごく驚く。カニの肉は大して変わらない。だけど、味噌が・・・

「うわっ、何これ!?ココナッツ味だよ!」

「嘘、ホント?」

ホントにビックリしてしまった。完全にココナッツ味だ。
何故なのか?それは、好物がココナッツの実だから・・・

食べられたことに感動し、ホテルに戻る。
そして、また、昨夜のように、ホテルのビーチで星空をつまみに泡盛を飲んだ。

「もう、明日、帰るんだねー」

「早いよねー」

でも、旅は「もう少しここに居たい」と思う頃に帰るのが良いのかもしれないね。

line
■石垣島・メンガテー■

地元に愛されているお店なんだと思う
「石垣でおでんを食べるならココで賞」

メンガテー1 メンガテー2 メンガテー3


メンガテー4 メンガテー5 メンガテー6





■ 石垣島・金八 ■

八重山日航ホテルの目の前にあります
「石垣の珍味が食べられるで賞」

金八1 金八2 金八3


金八4 金八5 金八6


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昼間は銀座のOL女部長! だけど6時をまわったら「ドロンジョ様」に早変わり!
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